第9分科会

第9分科会

実録!電通事件から見た長時間労働、過労自死の実態!
~ 今、司法書士にできることを探究する ~


担当:全国青年司法書士協議会 生活再建支援推進委員会

【開催趣旨】

 近年、企業による極端な長時間労働の強制や賃金の不払い、また従業員を精神的に追い詰めるパワーハラスメントなど、労働法
規に抵触する違法行為が日常的に行われています。これにより多くの労働者が心身を破壊され、過労死や、うつ病等の発症により
自殺に追い込まれるケースも少なくありません。大手広告代理店に勤務していた女性社員の過労自死(電通事件)については、皆
様もよくご存知かと思います。
 当協議会が毎年開催している全国一斉労働トラブル110番においても長時間労働に関して多くの相談が寄せられております。
また、昨年は「時間外労働の上限規制に対する意見書」も発出し、その中で時間外労働の上限規制の例外を認めてしまうことで、
過労死、過労自死してしまう労働者が一層増えることになる等この法案に対する批判も行いました。
 そこで、社会にはびこる長時間労働をどうしたら是正できるのか、司法書士として何ができるのかを検証すべく、電通事件を含め
多くの長時間労働問題に関する事件を受任されている蟹江鬼太郎弁護士を講師に迎え、「電通事件の実態」とそれに密接に関連
している「働き方改革」について講演して頂きます。
 なお、蟹江先生には、電通事件の他にも2例ほど、過去に受任された長時間労働による過労自死、過労死に関する事件のお話を
して頂く予定です。
 さらに、後半は当委員会メンバーによる雇止めの寸劇を基に、受講者の方々に課題を提供し、この雇止め(2018年問題)につ
いて検討して頂き、これらの事件、事例の解決に司法書士がどのように関与できるのか、関与できた場合の事件の進め方、例えば
相談者からの聞き取りのポイントや解決方法などを探究していきます。
 この分科会を通し司法書士が労働問題に取り組む意義を再確認して、今後、皆様が労働問題に取り組む契機にしたいと思いま
す。

【研修内容】

第1部 基調講演
 ①受任弁護士による電通事件の実態、問題点について 
 ②働き方改革について
      講師 蟹江 鬼太郎弁護士(旬報法律事務所)
第2部 事例検討・グループワーク
 寸劇による雇止め事例を基に
 キャスト:生活再建支援推進委員会 委員
第3部 総括
※なお、法改正又は判例動向に伴い、研修内容は発展的に変更されることがあります。

【参考資料】

『労働相談Q&A2017』
(全国青年司法書士協議会生活再建支援推進委員会編)

更新日:

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